塩釜産の“めばちまぐろ”

月曜日の朝のことです。

「季凛さん、お早うございます。
 生のバチの良いのがあるんだけど、少しやって(買って)よ。」
と、電話がかかってきました。

電話の主は、東京・築地の鮪屋の社長です。
“バチ”とは、“めばちまぐろ”のことです。

「そんなにいいの?どこの?」

「塩釜。ここ最近では、一番のものですよ。勉強するから、どうですか?」

「今週は、ランチで刺身がつくコースの予約が入っているから、頼みますよ。
 週末に、ホンマ(本まぐろ)を頼むから、小さめに切ってよ。」

「はい、分かりました。早速、送りますから。」

そして、火曜日の朝着いたのが、

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こちらです。
これだけちゃんとしたものですと、一週間くらい、色も変わることはありません。
生の“めばちまぐろ”を使うのは、一年ぶりです、その時のお話しは、こちらを。

“大間のまぐろ”のように、

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こんなラベルこそついていません。

中トロは、

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こんな感じで、トロの部分の淡いピンクがきれいです。
さっぱりとしていながらも、こくのある味わいです。

一方、赤身は、

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鮮やかな色をしています。
さっぱりとしていますが、生のまぐろの風味が見事です。

ただ、“本まぐろ”と比べると、味が劣るのは否定出来ませんが、美味しいことは、間違いありませんし、お客様にも自信を持って、お出し出来ます。

これからの時季、入荷することもあるので、是非味わってみて下さい。


★★★ 期間限定 特別ランチ ★★★

冬期限定で、ふぐ料理【 “ふぐ皮刺し”、“ふぐの唐揚げ” 】
をご堪能出来る、特別ランチコース(全9品)を御用意致しました。

ふぐは、自らの目利きで仕入れた天然のとらふぐです。
この時季ならではの本物の味を、是非ご賞味下さい。

皆様のお越しお待ち申し上げております。

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                                (全9品 4,200円)

  店主 志村


※佳肴季凛 公式ホームページ の ブログ:『もっと美味しいお話し』 より転載
 【佳肴季凛】 Design & Reform by MACS

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Posted by 熱血料理人. at 2009年10月23日09:52

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